2006年5月の日記

 

羊のドリー

 
連休が終わったら急に「‥‥梅雨?」と思ってしまう東京です。

家でいま取り合いになっているもの、それは元ちとせの新しいCD「ハナダイロ」です。昨年の夏日記に書いた「死んだ女の子」が収められているという大変なものですが、一曲目がまた大変なのです。タイトルは「羊のドリー」。

‥‥先からつま先まで
すべてみんなと同じ
だけどドリーはつくりもの
メイメイ泣いて尋ねる
私は誰って鳴いてる‥‥

REBORNは、実はドリーのニュースが最初に流れたとき会員にご意見を聞くという特集をしたりしていたのでした。議論が盛り上がる、というわけにはいかなかったけれど、ともかくビビッと反応した、ということがありました。きくちがともかく興奮して、宮下と私は、特集のイラストの打ち合わせをしながら「クローンの人がもしたくさんでくたら、きっと同じクローンさんの友達を強く求めるに違いない」というようなイメージを繰り広げたのを覚えています。

‥‥ドリー
真綿色の髪をなびかせて
風の音をずっと聞いてる‥‥

この曲は、作り出されたしまったものがモノではなく命であるが故に心がある、その心が感じてしまう悲しみを歌っているような気がします。

生き物には心が入る。生き物を作ったらいけないのは、そこに心が入るから。心がどこから来て入るのかは分からないけれど。

中毒して聞き続けていますが、下の子は「こわい、こわい」と言い続けています。「死んだ女の子」よりもっとこわいんだそうです。夫は、こんなにBGMになりにくいCDが果たして売れるのかと心配しています。<>2006/05/19


 

気ままなゴールディウィーク

 
連休に入り、なんともいいお天気続き。

連休の始まったところで、まず都内を散歩。門前仲町で大学時代からの友人で作家の伴田良輔氏が突然始めたアニメの展覧会を見てアサリ一杯の深川丼食べて。

翌日は奥高尾の縦走路を歩いてきたのですが、若葉がとってもきれいでした。高尾は、高尾山頂から奥へ踏み入れた、その途端に世界が変わるんですよ!途中少しきついアップダウンもありますが、あの開けた尾根の感じはとても優しく、おだやかな気持ちで歩ける道です。

その日の朝は、『未妊−「産む」と決められない』も朝日新聞日曜版の書評欄に載せて頂いてホッと一息。ありがたいことです。本というものは、今、毎日200タイトル出るのだそうですよ。その中で目をとめて頂くのは生半可なことではなく、やはり新聞の書評というものがオーソドックスだけれど本屋さんに本を知っていただく王道なのです。

しかし最近は、王道にはまだなっていないものの本当にいろいろな書評を書いて頂けるようになりました。アマゾンなどもそうですし、ブログというものがある。まあ、私も前回と前々回で気ままなことを書いていますね。

知らない方のブログに登場する『未妊』評を拝読しました(検索すると出てきてしまうので、次々に見つけてしまうのです)。プロが見られることを意識して書くのとはまったく違うブログの言葉は本当にリアルで、ドキドキしました。こんな風に読者の心にアクセスできるルートがあるのは、考えると夢のようにすごいことです。人々が大挙して日記を公開しているこの状況って、一体ナニ‥‥?

連休これからの残りは何しようかな。ああうれしい、この自由。ああ、年に4〜5回は欲しいゴールディウィーク。<>2006/05/04

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