2006年6月の日記

 

今年も板割りの季節

 
あじさいが咲くと、板割りの季節なのです。下の子と去年3月から始めた空手の奉納大会というものがあり、板を割ります。

去年は割れなくて泣いた娘は、今年は帯の色も進んで断然割る気でいたのですが‥‥わ、割れません。何回か叩いてみましたが、ついに割れずに退場。そのあと、もう、いつまでもすすり泣きが止まりません。

しかし、大会のプログラムが進み、厚いのを3枚割っちゃう人、指先で割る人など不思議としか言いようがないものを見たあと見物席のお客さんたちに「割りたい人!」と募ることになったとき、娘が「もう一回やりたい!」と言い出しました。

お客さんたちの中から志願してきたのは女性ばかり。彼女たちが割れて拍手を浴びたあと、またまた娘が、涙がいっそうあふれてきてしまったけれど無我夢中で出て行きました。

涙をふくばかりでなかなか構えに入れないのですが、100名近い周りの方たちに声援をもらいます。道場のエライ方々にも耳許でなにやら励まされて、1発目。でも割れません。そして2発目に、バキッ!ときれいに割れてくれたその瞬間の、もう、うれしかったこと‥‥。

はじめ割れなかった時、すでに拳が青くはれ始めていたのに、よく叩いてくれました。1年間の無念を晴らした彼女。

いい日だったね!<>2006/06/25


 

少子化対策とサッカー

 
日記が少し間があいてしまいました。しかしこの5月、6月と『未妊−「産む」と決められない』関連の報道と、産科医不足問題の報道の関係で新聞、雑誌、テレビ‥‥非常にたくさんの方と出会い、発言してきました。産むことがこんなに集中的に論じられたことってかつてあったでしょうか。

そして昨日、政府の少子化社会閣議決定があり、今回のメニューについてテレビ東京の夕方のニュースで「こんなでは産めない」と話してきました。ふだん女性たちがみんなで話していることをそのまま話しただけなのに、政府の決定に対して電波で言いたいことを言うには某かの勇気は要るんだ、と感じる体験をしました

でもやはり、少子化社会対策会議は、経済界の方に顔が向いていると、私は思います。また少子化対策が限りなく老人対策であるというのが日本の家庭支援の特徴です。そこが女性たちの心をとらえられない理由だと思います。

きちんと別々にやっていかないと、出版風に言うなら「ターゲットがぼやけた状態」にならないかと思います。また、まっすぐゴールに向かえないこの感じって‥‥そう、まさに先日のクロアチア戦ではないでしょうか。この数日、やはり、中田選手のあの一本のゴールを繰り返しイメージしてしまいます。決まらなかったけれど、あの、ストレートにゴールへ向かう一筋のシャープなエネルギー、これが今の日本人のニガテなんだと思います。<>2006/06/21

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