2007年2月の日記

 

サクラサク

 
やっと息子の大学受験が終わりました。何とか第一希望のところに入ってくれて、やれやれ。

本当に、保育関係の学部に行ってしまった息子。子どもの命をあずかる責任の重さと、食べていけるの?と思われる待遇のミックスである保育士さんの仕事。やりがいをすごく感じる人と、あっという間にやめてしまう人がいるのも特徴かもしれません。ともあれ、自分が進みたい道を具体的に見つけてくれたのだから、そこを本気で歩いて欲しいと思います。

ひとつ、この息子が保育士に興味を持った背景として、私には思い当たることがあります。それは、私たちが世田谷の太子堂に住んでいた時、当時二歳だった息子は、「あそびの会」というとてもユニークな自主保育に通っていました。経営者の石川由喜夫氏は信念を持った保育者で、野外活動で組み立てられた徹底して遊び切る保育をしていました。

ともかくとんでもなくたくさん歩くのです。二歳児だって1時間は歩かされました。世田谷区、目黒区あたりのたくさんの公園が会の活動の場でした。ちょっと歩いては「だっこー」の時期ですから、これは信じがたい光景でした。しかし子どもというものはやる環境にあればやってしまうし、劇なども就学前の子たちとはとても思えないものをするので、保護者たちは涙、涙の感動だったという記憶があります。一学年10人の小さな小さな保育でした。

転居してしまったのでこの生活は一年で終わってしまいました。二歳のことで、息子には記憶がないそうです。

でも、合格が決まるにあたって、あそびの会のアルバムを出してきて見せました。どれだけすごい保育をいただいていたか、話すならこのときしかないと思いました。そしてネットで調べてみたら、とすすめたら、なんとあそびの会が今でも同じ活動を続けていると知り、すごく嬉しくなりました。

息子には意識下の財産ですが、これが目を覚まして何かを起こしてくれるといいなと親としては期待です。<>2007/02/11

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