2007年8月の日記

 

アジア性教育学術会議

 
週末はアジア性教育学術会議というものに参加し、『未妊−「産む」と決められない』で取材したことを発表しました。この夏〜秋は未妊について話す機会が続いています。

性教育をおこなっている教師、養護教諭、医師、助産師さんたちに、若い日に妊娠を上手に避けられた人たちがその後いいタイミングで妊娠しているかというと必ずしもそうではなく、妊娠力は時間と共に劇的に変化するということを「誰も教えてくれなかった」という思いを持ち不妊、未妊に向き合っていることをお話ししました。

状況は中国や台湾などアジアの国々でも女性の変化は似通っているようでした。中国語同時通訳チームの女性たちが「そうなの!そうなの!」という感じで思いっきり反応して聞いてくださったのが印象的でした。「産みたくなったら産めるための教育、ぜひ取り入れたい」と言ってくださった高校の先生もいらしてうれしかったです。

バッシングの中を闘っている方も多く、私には普段とは違う分野でもあり新鮮な学会でした。そして、今ヨーロッパで冒険中の娘が行っていた高校の担任だった先生に声を掛けられてびっくり!性教育で有名な高校だったので当然と言えば当然なのですが。「ひとりで行ってしまったんですよ〜」と先生に泣きついてみてもしかたがないのですが、聞いて頂いて少しホッとしました。

昼下がりの学会会場で娘からE-mailが入りました。「朝は教会の鐘が鳴ります・・・」向こうは朝らしいです。中世に迷いこんだような町ばかり巡っているようです。

これから9月にかけて雑誌の仕事がかなりの忙しさ。でも、どうしても娘のことが気になる・・・でも、親として承諾し、出してしまったものはしかたがありません。

子育ても大変だけど、子離れも大変でございます。<>2007/08/19


 

旅立ち

 
きょうは何となく寂しい気持ちでいます。一番上の娘が1人旅で欧州へ行ってしまいました。海外は初めてなのに。ユースホステルばかりを使ってのチープな旅。3週間近くもまあ・・・よく勇気を出してがんばったと思います。今はただ、彼女の挑戦を応援するばかり。

この子をおいて海外取材に行ったことはあっても、子どもに国の外へ行かれるのはものすごい距離感を感じます。こんなに遠くにいるなんて今も夢を見ているようです。こんなに遠く離れていることがすごく不思議なのです。こんなに気持ちになるなんて子どもはやっばり自分の一部なんですね。

私がいつもの食卓でご飯を食べているのに、自分の一部は地球を感じることが出来る高い空にいることが不思議なのです。飛行機はそろそろヨーロッパの上空にさしかかるころです。<>2007/08/15

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