2011年12月の日記

 

うちのサンタたちを紹介します

 
この数年、12月になるとわが家の居間にやっくてるサンタたちです。名前は、イチタ、ニタ、サンタと言います。まあ、この場合、この名前しか考えられませんよね。

でも、今年気づいたことがあります。どれがイチタでどれがニタでどれがサンタなのでしょうか。誰も気にしていなかったのでした。

おそらくニタは真ん中の子でありましょう。で、やっぱり長男がイチタかしら。だって、きょうだいは何人産まれるかわからないからカウントダウンはできないですよね。

というわけで、一番小さい子がサンタのサンタ君なのかな。<>2011/12/22


 

名古屋駅真ん前の不妊治療クリニック

 
この秋不妊治療の専門医中心の学会にふたつ取材に行きました。そこで痛感したのは不妊治療の患者さんが急速に高年齢化しているということ。「これが現代の不妊治療の最大の課題」という言葉を何度聞いたかわかりません。

印象的な講演、研究がたくさんあったのですが、中でも高齢妊娠の方のためにぜひお話を伺いに行きたいと思ったのが名古屋の浅田義正医師でした。顕微授精の最先端を走り続けていらっしゃることや、また最近では卵巣に残っている卵子の数を推測する「AMH検査」の先駆者としても知られる方です。

浅田先生は、演台に立った姿を最初にお見かけしたとき、ご著書で見ていたお写真とは別人としか思えないほどスリムだったので、ちょっと目をクシュクシュこすりたくなったのですが・・・

連絡をとらせていただくと、私の『未妊−「産む」と決められない』を読んで下っていて、二度にわたってインタビューさせていただきました。

一度目は名古屋駅の本当に真ん前!のクリニックで。ビルは1〜2階がPLADAでその上にクリニックがあり、グラスタワー風の建物なので待合室は全面がガラス。空を飛んで名古屋駅前の賑わいを見ているような、ちょっとびっくりする眺めです。窓辺にはi-padを使って不妊について学べるコーナーもあり、ずらりと椅子・テーブルが並んでいました。

不妊治療のクリニックは便利でお洒落なロケーションが多いのですが、路地にそっと作られることが多いのです。それも、ひとつのこまやかな心遣い。でもここは本当にオープンで、患者さんがここで治療をがんばっていることに誇りを持てるような空間だと思いました。

そして、ここには「世界中の誰が来ても恥ずかしくない」と浅田先生が言い切るラボがあり、見学通路もあります。ガラス越しに手術室のレベルを大きく上回るきれいな空気を保つための空調、一個ずつ個別のドアを持つ胚凍結の設備などを見ることができました。

それらを見せていただいたあと、ここでの治療を考えているご夫婦を対象にした説明会を聞かせて頂きました。「自然に妊娠したいのは、誰でもそうです。でも現実はこのように厳しい・・・何が自然なのでしょうか。年齢が高くなれば、妊娠しないことが自然です。」

浅田先生が大切にしているのは「結果にこだわる」ことでした。そのために医師がまず自分の覚悟を伝え、エントリーしてくる人にも覚悟をはっきり求めているのがこのクリニックの特徴です。

ちなみに、浅田先生がスリムになられた理由も判明いたしました。キャベツダイエットでを実行し、今も続けているのだそうです。名古屋駅前にこのようなクリニックを作ってしまっただけではなく、ご自分の身体についても「実行力ありすぎ」です!、浅田先生。

二度目のインタビューは横浜で。前日まで学会があり、名古屋に帰る前のくつろぎのひとときに海を見ながらゆっくりお話させていただきました。

時を忘れてお話してしまったという感じでした。

私が聞いた質問は、卵子の世界のことや不妊治療に対するさまざまな考え方、見方について。先生の実に興味深かったアンサーの数々は・・・少しずつ書きます。あるいは、新著で存分に堪能してくださいませ。今はとても書ききれないほどです。

<写真> 中央が名古屋駅正面から望んだ浅田レディース名古屋駅前クリニックのビルです。

浅田レディースクリニック
http://ivf-asada.jp/<>2011/12/17


 

陣痛中を楽に過ごすには

 
今月のラジオビタミンは、陣痛の痛みをやわらげるにはどうしましょう、というお話でした。

要点を書き出して毎月担当の方に送りますが、こんなに簡単に書けたことはありません。ひょっとして、私のお題のなかで、これ十八番かもしれません。ちょっと自分を知る機会でした。

長い間フアン助産院で臨月クラスをやってきて、間もなく陣痛を迎える方たちとじっくりお話ししてきたので当たり前といえば当たり前。お産も三桁になるくらいは立ち会わせていただいたので、いつのまにか、村々にいたお節介おばさんみたいになったのかもしれません。

陣痛の痛みの和らげ方は妊婦さんの本にも助産師さんの専門書にもいろいろ載っていますが、どんな方法でも要するに効けばよい。たいていは自分のやり方ができていきます。ただ、やっていることが自分で気持ちがいいのかよくないのか、わかることが大事。それには妊娠中に冷えの予防法などでセンサーを育てていくのが、一石二鳥ですし、おすすめです。

さらに私はいつも「三つのR」ということを言っています。これは、20年くらい前、米国でお産の寄り添いをしてくれる「ドウーラ」という人たちの養成システムを確立させたペニー・シムキンさんに取材した時に教えていただいたことです。

「三つのR」とは、リズム rythm、リラックス realax 、儀式 ritualのことです。儀式とは決まったことをするという意味ですね。ただし他人が決めたことではなくて自分が「これがいい」と思ったパターンのことです。リラックスして、自分が、しばらくはこれでいこうと思った「決まったこと」を、無心に、リズミカルに繰り返すということです。

ゆったりした呼吸をリズケミカルに続けてリラックスしていくだけでもいいんですよ。その時に身体をゆらしてもいいし、2人でチークダンスみたいになっていくご夫婦もいます。

これは、人間の脳の仕組みをうまく利用した「集中」の方法で、世界中の宗教にも見られます。。シムキンさんの、この「秘伝」とっても効きますよ。

というようなことを話していたら、時間が迫ってきて村上さんが手で「巻いて、巻いて」をしたので、それには妊娠中から産院の中で好きに振る舞えるような信頼関係を作っておこうね、ということで終わりました。

NHKラジオ 第一放送「ラジオビタミン」
http://www.nhk.or.jp/vitamin/index2.html
<>2011/12/2

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