2015年〜現在


妊婦さんから見た出生前診断

2017年6月27日 国立大学法人 信州大学


ゲスト講師として、信州大学に呼んでいただきました。全学部から学生さんが180名も聞きに来てくれました。

信州大学は医学部に遺伝カウンセラーさんになるコースがあり、そこで学ぶ学生さんが私の『出生前診断』を読んでこの企画を立ててくださったそうです。

Twitterで書きましたが、今、教育の現場では「出生前診断に賛成か反対か」というディベートをおこなう授業が増えているようです。でも私は、私はもっと検査技術が進んだ、胎児治療も登場する世界で産む若い人たちの現実的な将来を支援できるような授業がしたいと思い、そのように努めました。

遺伝カウンセリングでは、妊婦さんの立場に立つので、出生前診断は「妊婦さんがどの道を選んでもそれを支持し、支援していく」が鉄則。その安心感がなければ妊娠するのが怖くなるような、そんな高度な技術が存在する世界が、すぐそこまで来ているからです。

 


「女性から見た出生前診断~これまでの流れを取材して感じたこと」

第24回セント・ルカセミナー
2017年6月18日


セント・ルカセミナーは生殖医療専門医の全国的な集いです。大分の不妊治療専門クリニック「セント・ルカ産婦人科」院長の宇津宮隆史先生が中心となって開かれてきました。取材者であり女性である立場から話をさせていただきます。

セント・ルカセミナーは、なかなか出産に至らない方を対象とした着床前診断(PGS)の臨床試験がこれから実施される医療施設のひとつです。

 


「父になる」瞬間を大事にしない残念な日本人
妻の出産で休むのが男の育児の重要な一歩だ

東洋経済オンライン 2017年6月18日 父の日 配信


写真を思う存分に使って記事を書きました。

動画は、一年半出産を撮り続けてきたものの中から、少しずつ違う状況のパパを5人選んだものです。

ずっと、いつか、こんな動画を作りたいと思っていました。出産の場にいる男性はなんていい顔をするのだろうと「もうひとり主人公」の存在に気づいたのはカメラを持ってまもなくのことでした。

でも、記事化するにあたり、出産前後に休暇をとる父親がどれくらいいるのか調べてみると、意外な少なさでした。

お産はどちらかというと夜が多いのですが、「会社は休めないから、パパがいる時間帯に産みたい」という言葉は、臨月の妊婦さんからとてもよく聞かれる言葉。フランスは、この期間(出産から2週間)、父親は強制的に休暇を取ることが法律で決められているというのに。

父の日の朝6時に配信していただき、ビジネスサイトなのに、とてもたくさんの方に読んでいただきました。

こちらから

 

 


私たちのD-syndrome ベイビー

小説現代 (講談社)2017年6月号


初めて、小説を書きました。私は、自分の本が小説家の方の参考図書になる経験は何度もしてきたのですが、この度ご依頼をいただいて初挑戦しました。

書いてみると、10年あまり続けてきた生殖医療の取材活動が、登場人物の言葉に、行動に、自然に入ってきました。

これからも書いて行く予定です。より幅広い層の方に、妊娠・出産のことを知り、感じていただけたらうれしいです。

小説現代6月号はこちらから

 


「ママ、家族、みんなが幸せな出産とは~出産ジャーナリストとしての30年間を振り返って」

あおもり母乳の会総会・講演会 講演 (青森県)
2017年5月20日
青森県立保健大学


助産師さんや医師が母乳育児の学びを深める会で、これまでの私の活動の経緯を振り返ってお話しする機会をいただきました。

実は私が出産を初めて取材したのは青森県でした。その時に、「このテーマをずっと追いたい!」と思って本当にそうなりました。

 


「安心して子どもを産める地域をつくるために」
地域の産科医療を考えるシンポジウム

2017年3月12日(日)
主催: 長野県 健康福祉部医療推進課 医師確保対策室


県が地域ぐるみで産科医療を支える取り組みの一環として開催したシンポジウム。医療者や、病院の支援活動を続ける市民の方たちが集まりました。

地方には面積が広大で山も険しく、かつ深刻な医師不足に悩んでいる県がたくさんあります。

 


ヨモウ・カフェ スペシャル「産カフェ」

2017年3月24日 ukafe(ウカフェ)


作家の甘糟りり子さんが先日2冊の短編小説集を講談社から出され、その読書会「ヨモウ・カフェ」にゲスト・スピーカーでうかがいました。

小説の一篇「ターコイズ」にちなんだディナープレートも美味しく、会場が一体となった和やかで楽しい夜でした。

今回出された小説集『産まなくても、産めなくても』についてはこちらから
『産む、産めない、産まない』はこちらから

 

 


「妊活たまごクラブ」セミナー

ベネッセ・コーポレーション Supported by ロート製薬
2017年3月17日 ザ・テンダーハウス(白金台)

妊活たまごクラブ 2017-2018年版 (ベネッセ・ムック)

2017年3月 ベネッセ・コーポレーション


セミナーは、森三中の大島美幸さん、宋美玄先生、小堀善友先生のトークが無料で聞けるというもの。私は、取材でわかった事実に基づいて「妊活っていったい何?」という疑問にお答えしました。

抽選に当たった参加者50組はすべてカップルで来られ、妊活のキックオフやリフレッシュを楽しまれました。

たまごクラブのムック「妊活たまごクラブ」の出版記念企画です。ムックの方も、執筆、監修、撮影で携わりました。

「妊活たまごクラブ」はこちらから

 

 


インタビュー 出生前診断が問う命の重み

月刊『En-ichi』(圓一出版) 2017年2-3月号


学校の先生たちが集まるフォーラムの月刊誌『En-ichi』2017年2-3月号に、6ページもの長いインタビュー記事を載せていただきました。

出生前診断こそ命を深く考えさせるテーマであることは、まだ社会の中であまり気づかれていません。

とても難しいテーマですが、妊娠後の判断の背景として子ども時代の経験を語る妊婦さんはとても多く、教育は大きな役割を持っています。

 


「硬膜外麻酔無痛分娩~その増加を私たちはどうとらえるべきか」

第14回 IBCLCのための母乳育児カンファレンス
2017年2月26日 招聘講演
主催:NPO法人日本ラクテーション・コンサルタント協会(JALC)


母乳育児支援の国際認定・IBCLC(国際認定ラクテーション・コンサルタント)を対象にした年の一度のカンファレンスで無痛分娩をどうとらえるかについてお話ししました。

 


「妊娠しやすさのウソ&ホント 私が高齢妊娠と不妊を取材してわかったこと」

茅ヶ崎市(神奈川県) 文化生涯学習部男女共同参画課主催 2017年2月11日


女性が「授かりたい」と思った時に知りたいことを、多数の医療施設や患者さんを取材してきた立場からお伝えしました。

参加者のほとんどが当事者の方でたくさんの質問をいただきましたが、特に印象的だったことは、この日の日記にも書きましたが「適当な相談先がないこと」と「病院探しの難しさ」でした。

 

 


「晩婚・晩産化と生殖補助医療の最先端技術」
「出生前診断のこれから-命の選別なのか」

認定NPO法人かわさき市民アカデミー「広がる生命科学の世界」  2017年 1月16日、1月23日


公益法人川崎市生涯学習財団による市民大学「かわさき市民アカデミー」の連続講座「広がる生命科学の世界」全12回のうち第10回、第11回の2コマを担当しました。受講された方たちの多くがご高齢にもかかわらずとても若々しく、生殖医療にも強い関心を持っていらっしゃったことに強い感銘を受けました。

この日の日記

 


滑川中学校 1学年・2学年全体授業「未来のパパ・ママたちへ」
保護者、地域の方たち向け講演会「みんなで知っておきたい出産と年齢の関係」

滑川市(富山県)主催 2017年1月14日


この講演は、私がラジオで話していたのを市長さんが移動の車中で偶然聞き、ご依頼いただくことになりました。

滑川市は「子ども第一主義」を掲げており、脳科学者の茂木健一郎氏、数学者の秋山仁氏なども講師に迎えてパワフルな教育活動を展開しているそうです。詳しくは日記を読んでください。

この日の日記

 

 


「晩産化の進行と女性たちの発言力」
国際シンポジウム「ジェンダーとリプロダクティブヘルス グローバルとローカルの間で」

国立大学法人 奈良女子大学 アジア・ジェンダー文化学研究センター主催 2016年12月12日


奈良女子大学が英国と台湾からシンポジストを迎え、妊娠・出産における女性たちの発言力、選択権をテーマにシンポジウムを開きました。私は「ベビカム」で実施したインターネット調査などをもとに日本の今の状況を報告しました。この調査結果には無痛分娩への関心の高さ、インターネットの影響力、医療やケアに対する関心の低下などがはっきり表れていたので、改めて報告したいと思っています。

三カ国で共通していたのは、女性たちの晩産化やキャリアへの情熱が出産を大きく変えつつあるということです。現代は女性の選択権を問題にした第一世代とは違う世代が産んでいるので、まずは時代のニーズを理解し、その上で普遍的に大切なことを次世代に手渡していきたいと私は考えています。

この日の日記

 


 卵子凍結に専門医が消極的な本当の理由 凍結しても1.2%しか出産しない現実を知って

ウートピ 2016年12月26日


岡山大学大学院の中塚幹也教授。今回初めてゆっくりお話しさせていただき、中塚先生と私の見方はほとんど同じだったことがよくわかりました。

中塚先生の意識調査によると専門医の社会的凍結についての意欲は大きく低下しており、卵子凍結は晩産化の解決策というより「保険」としての性格が明確になってきています。凍結以外の手段がとれるなら、女性の個人的ストラテジーとしても、自治体や企業の出産支援対策としても、そのほうが圧倒的に大事だということです。

こちらから

 


不妊治療は職場で隠すべき? 実は2人に1人がカミングアウトしている

ウートピ 2016年12月12日


「不妊治療は働く女性には無理」という感覚を持っている方は今も多いのですが、蔵本ウイメンズクリニック・村上貴美子さん(不妊症看護認定看護師)の調査によると通院中の女性の74パーセントは有職者でした。勤続年数の長さや正社員の割合も高く、今や仕事と治療の両立は企業の切実な課題でもあることがよくわかります。

国の支援策も始まり、女性が職場で治療をカミングアウトする率も上昇中。一歩を踏み出せななかった人も、今こそ、この追い風をキャッチして勇気を出すチャンスかもしれません。

こちらから

 


“よくある質問”で知る 妊娠中のクルマとの付き合い方

2016年11月 TOYOTA ライフスタイルマガジン colors


妊娠中から育児期にかけて気になる車の知識をQ&A方式で伝えるページ。私も、たまたま育児期にずっとトヨタ車に乗っていました。結婚したときは2人乗りのスポーツ車に乗っていたけれど、その後は車がだんだん大きくなってバンに。家族のクルマ遍歴は家族史ですね。

妊娠中の運転とチャイルドシートについてご案内していますが、特に大事だと思ったのはチャイルドシートの知識です。ちょうど取材していた時期に、授乳のためにチャイルドシートから降ろされていた赤ちゃんが飛ばされて亡くなるという痛ましい事故がありました。お母さんの抱っこは万が一の時に赤ちゃんをおさえておく力はりませんので、くれぐれも気をつけてください。

こちらから

 


日本赤十字社医療センター創立130周年記念 写真スライドショー

日本赤十字社医療センター 2016年11月12日上映


rc0076東京の周産期医療の背骨のような存在であり、長く取材させていただいてきた日本赤十字社医療センター。そんなご縁から、病院の創立130周年記念オープン・ホスピタル会場で上映する写真の撮影をフォトグラファーとしてご依頼いただきました。

撮影したのは中央手術室のロボット手術(ダヴィンチ)から新生児と成人の集中治療室、入院病棟、緩和ケア病棟、リハビリ室、放射線治療室、検査部、薬剤部、滅菌室、歴史的カルテが眠る病歴室など。

大病院の24時間が、こんなにもたくさんの人に支えられているとは驚きでした!

この歴史ある病院の記念事業にかかわり、バックヤードの職員の方たちにも喜んでいただけた約1週間の撮影は本当に充実した体験となりました。

 

 


不妊治療のウソ・ホント

ウートピ 連載 2016年9月8日〜11月3日


20161025%e3%82%a6%e3%83%bc%e3%83%88%e3%83%92%e3%82%9a%e4%b8%8d%e5%a6%8a%e6%b2%bb%e7%99%82%e3%81%ae%e9%80%a3%e8%bc%89%e7%89%b9%e9%9b%86%e4%b8%80%e8%a6%a7『卵子老化の真実』『不妊治療を考えたら読む本』の2冊で取材でわかったことに基づき、自然妊娠から高度生殖医療までをガイドします。日本の妊活は思い込みや誤解、情報が古くなってしまっているところがたくさんあるので、それらをスッキリさせていこうという取り組みです。

 

第1回 日本は世界一の「不妊大国」だった 体外受精の成功率が低すぎる理由 こちらから

第2回「妊娠できる卵子」は1年に3個だけ 自然妊娠を待っていい期間は? こちらから

第3回 「排卵日にセックスしなきゃ」はウソ? 出産ジャーナリストが教える新常識 こちらから

第4回 不妊検査では「不妊症」はわからない 本当に受けるべき検査とは? こちらから

第5回 精子が1つもなくても妊娠できる? 男性不妊治療の最前線  こちらから

第6回 不妊治療をめぐる最大の誤解はこれだった 「排卵誘発剤」のウソ・ホント こちらから

第7回 受精卵は凍らせた方が妊娠しやすい 凍結する本当のメリットとは? こちらから

第8回 Cランクの受精卵でも出産できる 不妊治療の現場で見た生命の神秘 (動画あり) こちらから

第9回 「40代では不妊治療の効果なし」はウソ 実はそれほど低くない成功率 こちらから

 


ジャーナリストの目から見た現在の不妊治療

第39回不妊カウンセラー・体外受精コーディネーター養成講座
2016年10月 1日  主催・不妊カウンセリング学会


不妊カウンセリング学会は、不妊症認定看護師さんや専門医の方たちの手で2002年に立ち上げられた学会です。

率直な発言が私の役割と思い「不妊治療は一般人が理解するのはとても難しく、適正な医療が行われているかどうかを部外者が判断するのは至難の業」ということをお話ししました。

 


出生前診断と課題

松下政経塾 9月合宿 2016年9月26日


2016-09-26-13-22-23政治家を多く輩出していることで知られている茅ヶ崎の松下政経塾。全塾生(今年は18名)が集う貴重な機会であるという合宿で、今年は「出生前診断を通して、子どもを持つということはどういうことかを考える」というテーマが掲げられました。

構成にあたって『出生前診断−出産ジャーナリストが見つめた現状と未来』をベースにしてくださったとのこと。最初の講義として出生前診断について本質的なところをお話しさせていただきました。

この日の日記

 

 

 


日本の不妊治療が妊娠しにくい根本的な理由
体に優しいやり方では効果を生まない

東洋経済 ONLINE 2016年9月18日公開


『不妊治療を考えたら読む本』の中で触れている排卵誘発剤の使い方について。「なぜ薬を使用すると効果が上がるのか」「薬で効果を上げられる時期は限られている」といったことについてわかりやすく書きました。

こちらから

 


不妊治療で5つ子を妊娠したら? 胎児を減らす「減数手術」という選択

ウートピ 2016年9月12日公開


コメントしました。減胎手術については、そもそも多胎妊娠を十分に防げていないことが問題だと思います。

こちらから

 


『不妊治療を考えたら読む本~科学でわかる「妊娠への近道」出版記念講演会

2016年9月10日(土)


img_6118-1共著者の浅田義正医師と一緒に、出版にこめた思いや執筆中のエピソードを披露させていただきました。企画はAll Aboutの不妊ガイドなどでおなじみの池上文尋さん。Fine代表理事の松本亜樹子さんに司会をしていただきました。不妊治療を考えている方、なさっている方が多数来場されました。

 


出生前診断 置き去りの法整備と妊婦サポート

(上)40歳受精卵の8割に異常 出生前診断の精度は?
(下) 出生前診断の海外事情比較 受精卵の染色体や遺伝子を妊娠前に調べる「着床前診断」とは

日経DUAL  2016年8月26日,8月30日


「働くママ&パパに役立つノウハウ情報サイト 日経DUAL」のシリーズ記事「「高齢出産 30代後半から妊娠・出産を考える人へ」のひとつ。インタビュー取材を受け、『出生前診断−出産ジャーナリストが見つめた現状と未来』のグラフや表を提供。1回目はこれから産む人が切実なところがとても詳しいので、本当に迷っている方たちに役立つ記事になっていると思います。2回目は着床前診断のことが中心です。

こちらから

 


不妊治療施設に認定制を

中国新聞 「生殖医療 命が始まるとき 」2016年8月21日


IMG_6103台湾での卵子提供の実態など海外での取材も含め、生殖医療を精力的に取材している中国新聞のシリーズ。「第5部 ルールなき中で」のまとめとして、「では、どんなルール作りが必要なのか」についてインタビューを受けました。

 

 

 


私たちの仕事場 特別編 ファン助産院

2016年9月号 助産雑誌 医学書院


20160902巻頭カラーグラビア4ページに、写真と文章でファン助産院を紹介しました。これからもずっと撮り続けていきますが、印刷媒体で初めて形にしていただきました。

 

 

 


不妊治療を考えたら読む本

講談社ブルーバックス 浅田義正・河合蘭著 2016年7月20日


bb1599_e新刊本です。顕微受精の米国における黎明期に立ち会い、今は名古屋で不妊治療専門施設を営む浅田義正先生との共著です。科学的根拠に基づいた生殖補助医療の最先端をわかりやすくご紹介しています。また日本の不妊治療の現状もおわかりいただける1冊です。

「不妊治療を考えたら読む本」を書いて

Amazon.com

 

 

 

 


40代で母になるって大変ですか?

GLOW(宝島社) 2016年9月号


20160902glowインタビュー取材に答えました。40代の出産について、体験者談、医療事情、養子縁組のことなどを伝えた特集です。

 

 

 

 

 

 

 


出産の戦後史と生殖医療技術 お産婆さんから生殖補助医療、出生前診断まで

早稲田大学エクステンションセンター ジャンル「現代社会と科学」 2016年7月15日、22日


20160608wec早稲田大学エクステンションセンターは、早稲田大学の市民大学です。2回の講義で、時代に大きく影響されてきた妊娠・出産の戦後史を振り返りました。

結婚や出産が強制された時代、その反省から妊娠政策がタブーとなった時代、そして産むことが大変になってしまい少子化の進んだ今・・・。社会はこれからどのように親になる人を支援べきかを考えました。市民大学が妊娠をとりあげるのはとても珍しいことだそうですが、これから増えてほしいと思います。

 

 


シンポジウム「母児と医療者にとって最善の硬膜外麻酔無痛分娩とは何か?」

日本周産期新生児学会 2016年7月17日


20160902富山立て看板日本周産期新生児学会は産科、新生児科、そして麻酔科を結んでいる学会で、私にとっても大切な場です。

今回私は、無痛分娩のシンポジウムで取材者の立場から発言するパネラーをつとめました。昨今の無痛分娩の大人気を反映していたのか、シンポの会場は席が埋まり、立ち見の先生も出るほど。そして内容も非常に充実していたと思います。硬膜外麻酔は、今、とても大切な問題です。

この日の日記

 

 

 

 


出生前診断、現状と課題紹介 河合蘭さん

毎日新聞 「人模様」 2016年6月20日


13507193_1063849663695929_1332402945220836530_n科学ジャーナリスト賞受賞についてご紹介いただきました。このうれしい記事を書いてくださったのは去年『捏造の科学者-STAP細胞事件』で科学ジャーナリスト大賞&大宅壮一賞を受賞した須田桃子さん。
書き始める決心に、必死にリサーチしながら3ヶ月かかったというのは本当の話です。

こちらから

 

 


「産み育てと助産の歴史 近代化の200年をふり返る」

医学書院 編著 白井千晶 2016年5月15日


20160902josanおもに社会学の先生方が分担史筆している助産師さんの近代史。貴重な文献や聞き取りから、さまざまな真実が発掘されています。私は「母親たちによる産院情報公開(REBORN産院リストを作成した当時のこと)」「院内助産、助産師外来」「高齢出産」という3つのテーマでコラムを書きました。

 

 

 

 

 


「日本の女性は何も知らされていない」
出産ジャーナリスト・河合蘭さんインタビュー

|ウートピ  2016年6月7日


13330985_1055638717850357_1677698966521786173_n“女性の好奇心が目覚める情報サイト”「ウートピ」で、女性ライターの江川知里さんが、赤ちゃんの先天性疾患について素晴らしいインタビュー記事をまとめてくれました。『出生前診断−出産ジャーナリストが見つめた現状と未来』の科学ジャーナリスト賞受賞がきっかけとなったインタビューでPVは6万に達しました。ぜひ、読んで下さい!!

こちらから

 

 


特別講演「女性の立場から見つめた出生前診断」

第34回東京母性衛生学会 2016年5月22日


13096219_1039761436104752_4923082668267476084_n母性衛生学会はおもに産科医と助産師が参加している学会です。今年はNIPTコンソーシアムの一員である関沢明彦医師(昭和大学産婦人科学講座教授)が大会長でした。

『出生前診断−出産ジャーナリストが見つめた現状と未来』で最も伝えたかったことを1時間、特別講演としてお話しさせていただきました。

 

 

 

 


「出生前診断について」

ハンズの会(府中の森 土屋産婦人科)2016年5月20日


ハンズの会は、府中の森土屋産婦人科が、医療連携の関係を結んでいる26の開業助産院と共に毎月開催している勉強会です。助産師さんの認定制度「クリニカルラダーレベルⅢ(アドバンス助産師)」申請に必要な研修として、90分ほど出生前診断についての講義をさせていただきました。

 


知って決めたい! 1人目、2人目、3人目の妊娠タイミング

2016年3月13日 さいたま市立南箇公民館 主催・さいたま市


高齢妊娠への不安や反復育休へのためらいから、きょうだいを産むハードルが高い人が増えています。参加されたのは多くが2人目を考えている最中のお母さんで、ご夫婦での参加もありました。「育休明けですぐ妊娠はためらわれる」「出生前診断について迷う」「夫が『まだ次の子は早い』と言う」など、それぞれに悩みは切実・・・。そして、多くの方が年齢は30代半ばでしたから、そんなに時間の余裕があるわけではないのです。フリーディスカッションはとても盛り上がり、終了後も、託児から帰ってきたお子さんを抱いていつまでも話し込む方がたくさんいました。

 

 


シングルスタイル 充実40歳 でも焦る  過渡期のつらさ

12月25日付 読売新聞(関西版・夕刊 )


yomiurioosaka読売新聞の連載「シングルスタイル」で、40代女性が感じている子どもに対する焦りについて少し長めのコメントしました。「シングルスタイル」は、伴侶と死別した人を含む老若男女のシングルライフを扱う連載。優しく自然体な、とてもいい連載だと思います。今回、私は「過渡期のつらさ」について話し、不妊治療のつらさや治療の勧めについてのコメントではありません。

 

 

 

 


映像ドキュメント(写真のスライドショー)

母親たちが企画するシンポジウム「バースハピネスを考える」
2016年2月28日 キャンパスプラザ京都    主催・日本妊産婦支援協議会りんごの木


DSC07666-mini2015年年末からファン助産院で撮影してきた撮影を始めた妊婦さんやご家族、赤ちゃんの写真を上映しました。シンポジウムには全国から150名が集まり、コンセンサスミーティング形式のディスカッションや寸劇がおこなわれました。

温かさが強く残る写真焼く50枚を編集したこのスライドショーは、テーマである「バースハピネス」を感じ、参加者がその大切さを確認するという目的で上映されました。このスライドショーは、その後、院内研修、両親学級、子育てサロン、中学・高校の授業などでも上映されています。

 

 


10代から考えておきたい将来のこと~結婚・出産・子育て~

つくば市  2016年3月配布開始


tsukubaつくば市で作成されたカラー22ページの高校生向け冊子。市内の該当年齢者全員に郵送されました。

私は冊子の約半分を占める出産年齢、不妊の基礎知識のページを執筆し、全体構成にも関わりました。つくば市に本拠地がある授乳服メーカー「モーハウス」に委託された事業をお手伝いした形です。おつきあい長い面々のアラフィフチーム(高校生くらいの子どもがいる者多数)にイラストなどで若い女性も加わり、カラフルにわかりやすく作ることができました。

医学監修:浅田義正
監修:光畑由佳
構成・執筆:生島典子
イラスト: 平井さくら
漫画:すずきともこ

 


はじまりの一冊
松田道雄著「日本式育児法」

2015年12月 共同通信社より配信


IMG_3764-300p共同通信社配信の読書コラム「はじまりの一冊」を書きました。各界の方々が「この本がなければ今の私はなかった!」と思っている特別な一冊を紹介するコラムです。私の一冊はこれ、『日本式育児法』(松田道雄著・講談社現代新書)です。

著者の松田先生は昭和の育児書の代表『育児の百科』を書いた小児科医。昨年『ひとびとの戦後史』(岩波書店)にも書きましたが、第一子を出産したあとの私は時代によってころころ変わる育児法に翻弄される迷える母親でした。

その迷いを超えて「育児書どおりの子育てなんてしなくていい、自分が思うようにやろう」という決心にやっと至った時、私は松田が江戸時代の文献や聞き取りをもとに書いたこの本に出会い、自分の考えを全面的に肯定してもらうことができて親としての自信に満たされました。私に、母親には自分で「本当のこと」を見抜く力があるだと自信を持たせてくれたのはこの本です。

2016年1月現在の時点で岐阜新聞(2016年1月10日付)、山陽新聞(2016年1月8日)、福井新聞(2016年1月10日夕刊)、山陽新聞、山梨日日新聞(2016年1月10日)、徳島新聞(2015年12月20日)、日本海新聞(2015年12月21日)、神戸新聞(2015年12月20日)に掲載されています。

 


土曜授業 生き方を学ぶ講座
「未来のパパ・ママたちへ~今知っておいてほしいこと~」

2016年1月16日 滑川市教育委員会
滑川市立早月中学校 地域交流センターふれあいホール


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坂口司校長先生と。

富山県滑川市の早月中学校で全校365人の生徒さんにお話してきました。

ほとんどの生徒さんが「妊娠のことなど何の関心もなかった」と書いていましたが、かつては私が人一倍そういう傾向が強い人間でした。そんな私が「子どもを持とうか」と思ったきっかけ、そして自分が経験した3人の子育てのこともまじえて、今、日本では産みたいのに産めない人が増えている現実を伝えました。

後日送っていただいた感想文には、誇張ではなく、本当に感動しました。中学生という年齢は、自分の将来について、日本の晩産化や少子化について十分に、もしかしたら大人以上に考えられる年齢だということを痛感させられました。

自分を親の立場におくということは、多くの生徒さんにとって人生で初めての経験だったようです。でも、戸惑いながらも、多くの生徒さんが子どもは授かりものだということを実感し、また講演の最後はファン助産院で撮った写真を5分ほどのスライドショーで見てもらったのですが、子どもを産むということは確かにとても大変だけれど、赤ちゃんが胸にやってきたとき、人はこんなにも喜ぶのだということを理屈抜きにハートでわかってもらえたと思います。

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安心な妊娠のために、ぜひ知って欲しいこと・社会が応援すべきこと

2016年1月16日 滑川市(富山県)
滑川市立早月中学校 地域交流センターふれあいホール


ikikata-300p早月中学では午前は生徒さんたちに授業を行い、午後は、市の関係者の方や父兄の方、これから産みたい方などを対象に同じホールで市民講座を行いました。

今回のこのイベントが実現したのは、滑川市の上田昌孝市長が昨年6月、私が出演したNHKラジオ「午後のまりあーじゅ」を偶然聞いてくださったからです。上田市長は、たまたまその時車で移動中だったのでラジオを聞いていました。目的地に着いても「全部聞きたい」と時間が許すかぎり聞いて下さったとのことです。上田市長は当日も中学に来られ、みずから子どもたちに語りかけていらっしゃいました。

 

 


30岁以后最想要的怀孕书

2015年8月出版
西安交通大学出版社


12342715_943704745710422_6206075875415815444_n『卵子老化の真実』(文春新書)の中国簡体字版が中国の出版社から出版されました。

封を切ったら、文春新書の表紙とは似ても似つかない装丁でびっくり。ショッキングピンクのバックに大きなお腹、そしてタイトルは金色にぴかぴかと輝いています!私の名前は「河合兰」になるようですね。

でも私、これ、すごく好きです。中は、漢字をにらんで見る限り、とても忠実な翻訳だと思います。中国のご友人が30代以上で妊娠を考えている方、ぜひご利用ください。

 

 


出生前診断

2015年冬号
學鐙(丸善出版) 特集「人間の固有性」


gakutou丸善出版から明治30年に創刊し、もう120年近く続いているという日本最古のPR誌『學鐙』。4ページのものですが、私はここで、やっと、出生前診断について自分で納得できるものが書けたように思います。

『出生前診断-出産ジャーナリストが見つめた現状と未来』を出すまでも限界まで頑張りましたが、その本を出してから半年間の間にいただいた嬉しい言葉、新たに出会った人や本、そのすべてが私の中で糧となってここにもうひとつ深い世界をまとめることができたと思います。

このように自分なりの着地を体験できるとは、書く仕事をしていてよかったです。

 

 

 


福島に続け 低料金で誰でも手が届く助産師のケア

助産雑誌 12月号
「やっぱり知りたい少子化のはなし」第10回(最終回)


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「会津助産師の家 おひさま」の助産師・二瓶律子さん。

福島県は、避難所にいた産後のお母さんの居場所を確保するために助産師会が助産所を作り、破格とも言える価格でお母さんと赤ちゃんを預かるようになりました。

初めは他県からの災害時支援を受けて財源としていましたが、今では県の少子化政策の一環として行われています。料金を聞いて安心してやってきたお母さんたちのほとんどは、数日間の入所ケアで母乳が湧き出し、元気になって帰るといいます。

産後ケアが注目されていますが、利用料が非常に高額なため、一部の人しか利用できません。お金のある人がいい車に乗るのは当然でしょう。でも、妊娠・出産・育児がお母さんの経済力で差が出るのも当たり前でいいのでしょうか。

この問題を解決しているのが福島県です。災害時の助け合い精神が充実する状態は「災害パラダイス」と呼ばれるそうです。それは必ず、消えます。でも、それを経験した人は、その後の人生の行動も変わると言われています。

 

 

 


炎上 県教育委員会の発言

2015年11月20日 「あしたのコンパス」


conpb「妊娠初期に障害がわかるようにすべきだ」などの発言で大騒ぎになった茨城県教育委員会委員の件をめぐり、フジテレビのインターネットニュース「あしたのコンパス」で電話出演しました。「きょうのPich Up」というコーナーで、放送後はアーカイブとしてアップされます。前半20分がFMC東京クリニックの中村靖先生、後半20分が私で、ジャーナリストの佐々木俊尚さんと話しています。

衝撃報道ではありましたが、今回、国や自治体が中絶をすすめるなど言語道断という全国的な共通認識は形成されたような気がしますのでそこはよかったと思います。

◆ホウドウキョク 2015年11月20日
こちらから聞けます。

 


私を育ててくれた『助産雑誌』

助産雑誌2016年1月号
特集 70巻記念号 『助産雑誌』と私の歩み


70日本で唯一の助産専門誌「助産雑誌」は、戦後史をいくつも掘り起こせそうな雑誌ですが70年目を迎えたそうです。

私が20代で「やる気あります」くらいしか言えなかったころ、いろいろな場へ導いてくれたのは当時『助産婦雑誌』の名物編集長だった高木貴美子さんでした。そんな思い出の数々を寄せた記事です。

 

 


拡大する「婚活ビジネス」の今

助産雑誌 2015年11月号 連載「やっぱり知りたい少子化のはなし」第9回


婚活ビジネスについてのインタビュー記事でイオングループ「ツヴァイ」に取材しました。こちらの成婚率は半分弱だそうです。結婚相手の年収にこだわる女性は確かに多いようでしたが「世間で盛んに言われているほど多くはないですよ」「プロのアドバイスを受けながら婚活することで条件を変える人も多い」ということでした。

昔の「お見合いおばさん」の活躍についても話ができましたが、かつての日本では誰でも身近な独身者の心配をして世話を焼いたそうです。それが個の時代となり、独身の人を気づかえば「セクハラ」として批判されるように・・・この変化は、実はとても大きいことなのかもしれません。

 


松田道雄-母親たちとともに

『ひとびとの精神史 第三巻 60年安保 1960年前後』(岩波書店)
2015年9月25日初版発行


hitobito分担執筆で戦後の人物史を綴っていく全集で、私が書いたのは松田道雄です(私のページは安保とは関係がありません)。

岩波書店の百年の歴史の中で、最もよく売れたもののひとつが松田道雄の『育児の百科』です。また松田先生は、女性の生き方や政治哲学、老いなどについても多くの発言をしていて、生涯に約百タイトルの著作を残しました。

京都の開業小児科医ということになっていますが、ルーツはといえば水戸藩に代々続いた医者の家に生まれた人です。漢籍や6カ国語を読んだというほど語学の才にも恵まれ、また若い時にはマルクス・レーニン主義に心酔して戦後に苦い挫折感を味わった若者のひとりでもありました。

松田道雄が脚光を浴びた時代は、若年人口が地方から都会へなだれを打って流出し、郊外に団地が続々と作られ核家族の時代が始まった頃でした。そこで起きた育児の知恵の断絶を修復しようと勝負に出たのが、のべ150万部を売り、世代を超えたファンをたくさん獲得するに至る『育児の百科』だったのです。

しかし、優しい小児科医の顔の下に松田道雄は、思想家の魂を持ち続けました。そこにあったのは、深い失望です。そして、戦後日本の張りぼての民主主義や、浅はかな自由を鋭く批判し続けました。そんな松田先生の生涯をまとめた人物論です。

あわせて、私がなぜ「出産ジャーナリスト」などという仕事をするようになったのか、その答となる私の子育ての原風景もあわせて書いています。

 


そのうち子どもがほしいけれど・・・私の卵子、大丈夫?

健康も、きれいも、自分でつくる からだの本Vol.02
2015年9月17日発売


orep卵子老化に対策はあるのかという疑問に答える4ページを書きました。

つい読者を喜ばせる方向に走りがちな、よくある「お題」ですが、これは志馬千佳先生(志馬クリニック四条烏丸院長)、細川忠広さん(「妊娠しやすくなるカラダづくり」編集長)にご登場いただき、誠実に答えられたのではないかと思います。

自分の卵子の力は、妊娠しようとしないで知る手段はきわめて限られています。でも、卵子の不安を婦人科検診、根拠あるアンチエイジング、健康的な食生活につなげていくことは女性の人生のために有意義です。

 

 


晩産化が進む今、産みたい女性を支えるために

2015年9月23日 不妊鍼灸ネットワーク研修会


私の『卵子老化の真実』は、東洋医学の専門家にもかなり読まれているようです。ここでは、不妊患者さんが多い鍼灸師さんたちにお話してきました。科学的検証が進まないまま、不妊鍼灸がビジネスとして大きく発展してしまった状況を改革しようと設立された会だそうです。

私も、個人的には鍼灸はとてもいいと思っていますが、東洋医学は本では扱いが難しいという印象を持っていて改革を期待しています。

 

 


生殖医療、出生前診断と心理臨床

2016年度より放映開始
放送大学 科目名「心理臨床と身体の病」


housoudaigakub「心理臨床と身体の病」という科目で一コマゲスト出演させていただきました。周産期心理臨床のパイオニアである橋本洋子先生が担当する講義です。台本を練り上げて、『卵子老化の真実』と『出生前診断-出産ジャーナリストが見つめた現状と未来』のエッセンスと橋本先生の臨床心理の講義をわずか43分にまとめました。

橋本先生は、私の女性たちへの取材は臨床心理士さんの仕事に重なる部分があるのでは、と推察され、そのために今回お声をかけてくださいました。お話ししてみると、確かに、類似点がいくつも見つかりました。橋本先生のような方に心理学の考え方を学ばせていただき、大変ありがたい機会となりました。

 

 


出産体験が子育てにどう影響するか/助産師が知っておくべき最近の子育て事情

2015年9月5日、6日 秋田県
日本助産師会北海道・東北地区研修会


日本助産師会がブロック別に全国で毎年開催している研修会で講演をしました。1日目は「出産体験が子育てにどう影響するか」というお題をもらい、自分自身の3回の出産、子育てを振り返ってお話しさせてもらいました。2日目は、「助産師が知っておくべき最近の子育て事情」というシンポのシンポジストをさせていただきますが、こちらでは晩産化、生殖補助医療との関連についてお話ししました。北の国の助産師さんたちとゆっくり2日間過ごすことができました。

北海道、東北地域は、産科医不足・産み場所の減少が全国で最も深刻な地域です。出産施設がいよいよマンパワーをなくしていて、入院中のお母さんに育児を教える余裕がない状況がひしひしと伝わってきました。

 


『出生前診断-出産ジャーナリストが見つめた現状と未来』出版記念のおしゃべり会&交流会

2015年7月26日 REBORN/Umiのいえ


11800549_880710965343134_6101486596818595319b_n出生前診断の集まりといえば、倫理や医学の専門家が集う堅くて学術的なものになるのが常。ですが、REBORN主催で開いたこの日は、出生前診断をまんなかに、母親、医療、行政、保育、市民活動、法律、アートそれぞれの立場の方が日頃の思いを話しました。先天性疾患を持つお子さんを出産したお母さんも、疾患を発見した時の対応に日々悩んでいる医師や助産師さんも、円座でざっくばらんにお話しました。

感じたのは、たくさんの人が今言いたい、言われたいのは「どんな選択でもいいよ」という一言では・・・ということです。

写真は、会のあとに出版祝いとして開いていただいた交流会で夜まで残った組。

 


中高生向け講演会
これからの日本で子どもを産むということ

2015年7月20日
ICM( International Congress of Midwives 国際助産師連盟)アジア太平洋学術会議助産学術集会プレ・コングレス/横浜市 次世代育成事業


icm世界の助産師さんが横浜にやって来たICM( International Congress of Midwives 国際助産師連盟)アジア太平洋学術会議助産学術集会。その会場である横浜パシフィコの大ホールで、開催地・横浜との共同事業として中高生向けの講演会が開かれ、演者をつとめました。嬉しいことに800人もの方が、いらしてくださいました。

横浜市は市内の中学校、高校すべてにちらしを配布したそうです。私も10代の娘がいる身なのでやりがいを感じました。30代女性には定着してきた「産み時」の話も、10代にはまだまだ届いていません。助産師さんや保健の時間を教える先生たちは熱心に身体のことを教えてくださっていますが、その方たちも不妊のことはこれまでほとんど学んできていません。それほど急に浮上してきたトピックなのです。

大会で全国から集まっていた助産師さんにも、これから地域の保健教育で教えて頂きたい最先端の現場事情、女性たちへの取材経験を直接お伝えする最高の機会となりました。(写真は講演で司会をしてくださった淵元純子さん、看護協会の早川さんと)

 


日本では、なぜ教育にお金がかかりすぎるのか?
中澤渉氏(大阪大学大学院人間科学研究科人間科学専攻准教授)インタビュー

助産雑誌 2015年8月号 連載「やっばり知りたい少子化のはなし」第8回


Office Lens 20160110-121339経済が発展した国では、労働人口をひとり育てるために教育費がかかります。それを誰がどこまで負担するかは大きな問題です。

欧州では18歳にもなれば親子は別人格であり、教育は消費ではなく投資であり、教育の機会平等も守られるべきという考えが強いので国が相当部分を負担しています。

一方の日本は、政府が負担する教育費の対GDP比が「OECD 30カ国中最低」です。日本では、親が「わが子には楽な暮らしをさせてやりたい」と思い苦労して学資を捻出することを美しい行為だと考えてきました。日本の高等教育は、それを上手く利用し、公的なお金を節約しながら普及しました。

中澤先生に取材して、私が自分も子ども3人の高等教育を支払いながら調べ、考えてきたことがとても深まり、そして確信に変わりました。

こちらから

 


賛成? 反対? 出生前診断の歴史と意義 ほか4点

2015年8月 オールアバウト


enminiオールアバウトで出生前診断について書きました。出生前診断は、妊娠後に突然直面し、大急ぎで知識が必要になる方も多いと思います。しかし、出生前診断は、日本では情報不足や偏見、誤解が膨大なテーマ。妊娠前から知っておき、少しずつ考えておくことをおすすめします。

賛成? 反対? 出生前診断の歴史と意義
こちらから

出生前診断とは? 種類・時期・費用・実施病院
こちらから

出生前診断に必要な「遺伝カウンセリング」とは
こちらから

優生思想、命の選別…日本の出生前診断の問題点
こちらから

妊娠したら誰しも受ける「超音波検査」の落とし穴
こちらから


どんな検査? 結果はどう受け止める? 妊娠してから知るのでは遅い、出生前診断の真実【河合蘭インタビュー】

2015年7月8日 ダ・ヴィンチNEWS


書評誌「ダ・ヴィンチ」のウェブサイト「ダ・ヴィンチNEWS」に『出生前診断』の著者インタビューがアップされました。
「日本の出生前診断の論争には、いつも『妊婦さんはどうすべきか』を第三者が決めようとする空気が流れている・・・」等々とお話ししました。
インタビュアーの三浦ゆえさんは、これから産むかもしれない女性としての不安をストレートにぶつけてきてくれたと思います。

こちらから

 


出生前診断 ― 今、求められているものは?」

2015年7月18日 性と健康を考える女性専門家の会 勉強会


性と健康を考える女性専門家の会の勉強会「出生前診断 ― 今、求められているものは?」でお話ししてきました。講師と会場の一体感がとても素敵な勉強会でした。

 


「その常識、もう古いかも?「妊活」最新TOPICS」

オレンジページムック「健康も、きれいも、自分でつくる からだの本Vol.01」
2015年6月17日発売号


11406821_862354030512161_6407060731790107194_n自然妊娠〜不妊治療の入り口あたりにいる方向けの企画。
近年、私は女性誌では監修ばかりになってしまいましたが、この記事は私自身が書いています。ご依頼あり、日程が合えばいつでも書きます。
この記事の監修は、医学的根拠に基づいたブログが専門家にも話題の松林秀彦先生(リプロダクションクリニック大阪院長)にお願いしました。

 

 

 


著者インタビュー「出生前診断」

2015年5月28日 日刊ゲンダイ、日刊ゲンダイDIGITAL


日刊ゲンダイで『出生前診断-出産ジャーナリストが見つめた現状と未来』(朝日新書)の著者インタビューを出していただきました。

こちらから

 


お産を考える

2015年6月23日 生放送
NHKラジオ放送第1「午後のまりやーじゅ」


20150623gogomariksitekita1時間半という長いトーク。ずいぶんいろいろお話ししました!

私が二十歳のころに「家族を作るってすごいいいかも?!」と思ったきっかけをくれたシーナ&ザ・ロケッツのこと。初めてのお産仕事となった取材で出会った「お産婆さま」のこと、父の日にちなんで、私の父のこと。卵子老化や高齢出産の増加のこと、そして出生前診断のこと・・・。

放送中にメールをたくさんいただいたので、びっくりしました。ありがとうございました!また、シナロケの鮎川誠氏が番組の前も後も、めちゃくちゃ応援してくれました。

スタジオの方たちも、まりやちゃんはじめ、お産のことは初めてという方も随分勉強してくださって、一生懸命考えてくださってうれしかったです。

 


ジェンダーで眺めてみれば
「出産とはどんな体験か」

2015年6月10日 獨協大学 全学総合講座


IMG_1108 (2)大学1年生を中心に200名の学生さんが登録したこの全学総合講座「ジェンダーで眺めてみれば」は、今年の特別企画だそうです。セクシュアリティのさまざまなテーマやマタニティ・ハラスメントなどについて13名のゲスト講師が行って話します。

私は妊娠から分娩に至るまでの生理的プロセスや、将来産みたいなら知っておいて欲しいこと、不妊治療や出生前診断のアウトラインをお話ししました。数日後、いただいたレポート、感動でした! 半数近くが男子学生でしたが、かなり高い関心を持ってくれたと思います。出生前診断の問題もちゃんと伝わって「今から考えていきたい」という声がたくさんありました。

 


連載「やっぱり知りたい少子化のはなし」
出産年齢と妊孕性について伝える方法
前編・警鐘が鳴らされてから全国展開が始まるまで
後編・全国で展開される自治体と助産師の取り組み

『助産雑誌』(医学書院)2015年 5月号、6月号


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今春、少子化社会対策大綱に「妊娠・出産の医学的・科学的に正しい知識の教育」が入ったことはひとつの区切りと私は感じましたので、これまでの流れをまとめてみました。

前半では、私が2003年に『アエラ』(朝日新聞社・当時)の取材で初めて体外受精の年齢別データを見て驚いたことから各社の女性誌での企画、『卵子老化の真実』(文春新書)で考えてきたことを中心に、どちらかというと個人の努力、民間の活動で広報活動が行われていた時代について。

後半は、企業や大学への出張出前講座などを積極的に行ってきた大分県、エイズ予防講座を流用し学校教育に出産年齢というテーマを取り入れた岡山県のケースを通じて国、自治体が動き出した様子を伝えています。

 


不安ではなく安心のために 知っておきたい「卵子の老化」 河合さん教えて! 噂には聞くけど「卵子の老化」ってどういうこと?

『BAILA』(集英社)2015年6月号


IMG_0837kawaisite30歳前後の働く女性をターゲットとするファッション雑誌『BAILA』の別冊付録『妊BAILA』で読者さんと卵子老化座談会をやりました。真剣にグラフを見てくれた読者さんたちの写真に漫画風の吹き出しがつくなど、ビジュアルがとても親しみやすい感じに仕上がっています。ジャストにその年頃な読者の身体を思いやる編集者さん、ライターさんの思いやりを感じる充実の別冊付録でした。

 

 

 


講演「PGS/PGC」出生前診断と遺伝カウンセリング

2015年4月12日
日本産科婦人科学会 第67回学術講演会 生涯研修プログラム7 遺伝カウンセリングのあり方


20150412nissanpu 日本産科婦人科学会の学術講演会は産婦人科で最大規模のとても大きな学会で、私にとってはよく「PRESS」の腕章をつけて取材、勉強させていただいてきた学会です。

医師ではない私には、行き始めた頃は専門用語がよくわからず、自分がどの演題に行ったらよいのかも決められない状態でした。その学会で、生涯研修プログラムのひとつとしてシンポジストをさせていただくなど当時の私には夢にも思わないことでした。

今回、『出生前診断-出産ジャーナリストが見つめた現状と未来』が書店に並ぶか並ばないかの時期に、高齢妊娠の経験者として、また『未妊』『卵子老化の真実』『出生前診断』三冊の本で女性の声を届ける立場に立った者として、思うところを存分に発言させていただきました。

先生方が「女性から診察室の外で声を聞く機会は少ない」と熱心に聞いて下さったことがとても嬉しかった講演となりました。

 

 


妊娠率が上がる? 「着床前スクリーニング」

PRESIDENT Online スペシャル 授かりたい男女に贈る妊娠の真実 2015年1月


「着床前スクリーニング(PGS)」は、私にとって『卵子老化の真実』『出生前診断-出産ジャーナリストが見つめた現状と未来』の二冊が合体したような検査です。これを出生前診断としてとらえる記事は多数出てきましたので、私は不妊治療の場ではどのように見えるかについて解説しました。

こちらから

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