大ラジカセ展

 

誘ってくれた授乳服メーカー「モーハウス」社長の光畑さんに感謝、とても面白かった!会場は50代、60代の男性が9割くらいだったでしょうか?!私も今をさかのぼること半世紀近く前、音楽のことでいつも頭がいっぱいの中学生をやっていました。まさに、この「体験コーナー」の世代なのです。

私がこの展覧会に長居してしまったのは、そうした「過去」の現象も本気で編集し、魅力的な入り口、曲がり角、出口を作って構成すれば、立派なエンタテイメントになるのだということをわかりやすく見せていただけたからです。その土台に、作り上げた方たちの並々ならぬ現在進行形の愛情があることも、展覧会を人間味にあふれたものにしていました。

同時代を生きていたからといって、自分は現象のほんの一部しか気づいていなかったこともよくわかりました。

ラジカセは最初はラジオとカセットテープレコーダーの合体した可愛い家電でしたが、それはやがて複合化が限りなく進んでいったようです。こんな面白いタイプはまったく記憶にないのですが、マニアの方たちにはお宝なのでしょうか。

 

私はなぜか小さなアナログ時計がとても好きなので、これも大変気になりました。

ラジカセは末期には巨大化し、海の向こうで最後の輝きを見せました。

帰宅後。

ふと、夫の部屋で、ラジカセを発見。

意外と身近なところに、ラジカセファンが隠れていたのでした。
そばに夫が約40年前に録っていたというテープがあったので、居間にもっていって、最後までゆっくり聞いてしまいました。ジャズ評論の第一人者・油井正一さんの番組を「エアチェック」したものでした。

人々は今あふれる聞き放題音源の洪水の中で泳いでいて、私もその中のひとりです。でも時々思うのは、私が音楽について一番欲しいのは曲の数ではなく、曲にゆっくり耳を傾けて聞く「時間」なのではないかと。

持てるものすべてを駆使して探し出し、耳で選り抜いた音源を次々とかける油井さんの実に嬉しそうなこと。その声を聞いていると、私たちはホントに豊かになっているんだろうかといういつもの問いが頭をもたげてきました。

ラジカセ展を見た日は、その足でロック・フォトグラファーのボブ・グルーエンの写真展にも行きました。こちらについても書きたいことがたくさんあります。また後日に。

展覧会について、大収穫な週末でした。

「大ラジカセ展」についてはこちらから

 

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